
犬の食事量で意外に知られていない裏事情【その1】
犬には様々な犬種がありますが
どんな犬も、特に子犬の時はかわいいですよね!
でも、あなたは自分の愛犬の適切な食事量について本当にご存知でしょうか?
もしかして、フードに記載されている目安量を守りずっと同じ量を与えているなら、それは間違いかもしれません。
愛犬は規格品でも、電気製品でもありません!!
犬の食事の量は平均的な目安はありますが、個体により、相当の違いがあります。
このことを「規格品」のように考えている人が多いので、非常に心配しています。
愛犬は、ひとつの個性とその子の特性を持った命です。
自分に置き換えて考えてみてください。
ほかの人が、ごはん一杯で満足なときでも、
・もっと食べたいとき
・それ以上食べられないとき、がなかったでしょうか?
・若いころの成長期の時には、食べても食べてもお腹が空くようなときがなかったでしょうか?
・兄弟姉妹であっても、食べる量に違いがなかったでしょうか?
・同級生や同じ部活の子でも、食べる量がずいぶん違わなかったでしょうか?
同級生で一番たくさん食べる子と、最もちょっとしかご飯を食べない子の食事の量の差を思い出してみてください!
ヤセの大食いの人もいれば、あまり食べない方もいます。人でも、そうですよね。
犬はもっと個体差があるのです!!
あなたが規格品のように食事の量を一定にされたら、どう感じられるでしょうか?
あなたの食事量は、体重あたりで計算されたものをピチッとだされたら、どうでしょう?
人の食事が計算式だけで出される場所があります。
病院で入院しているときの食事です。
確かに健康にいいでしょうが、その量を元気盛りのスポーツ選手が満足できる量でしょうか?
また、とても食が細く虚弱体質の女性はすべて食べ切れるでしょうか?
愛犬の食事量を、あまりにパッケージの表記通りに理解したり、
飼い始めたときに専門家から言われたルールを四角四面に受け取りすぎると、
愛犬の食事というよりは、電気製品と同じ扱いをする可能性があります。
一方で、ルーズになりすぎると、愛犬にとって逸脱した食事となります。
特に子犬の時は要注意です!!