柴犬の認知症を治す食事
~飼主ができる簡単で役立つ食事療法食~
犬にも認知症(痴呆、ボケ、アルツハイマーなど)の脳機能低下症がとても多発しています。
多くの犬種の老年期に発生することが多いのです。
ですが、日本で100種類の以上の犬種が飼育されていますが、認知症で苦しむ半数は、柴犬です。
柴犬は、突出して認知症にかかりやすのです。
これは、日本犬である
●秋田犬
●甲斐犬 ●四国犬 ●北海道犬(アイヌ犬)●紀州犬 ●柴犬
●その他の天然記念物となっていない上記の6犬種以外の日本在来犬
も同じように、認知症にかかりやすいです。
症状は、その子それぞれですが、
- 夜中の徘徊
- 昼間はずっと寝ていて夜中に起きる
- 夜鳴き(うぉ~、クーンなど繰り返す)
- 感情の起伏が激しく、噛みつくようになる
- 飼い主の言うことを聞かない
- 飼い主の指示を取り違える
- トイレの失敗の増加
- 往復や舐めるなど同じ動作の反復
などなどが多いと思います。
実は、進化生物学的な理由があります。日本犬は、日本人と1万年も共に進化してきました。そのため、他の国の犬種では少ないのですが、魚を多食してきました。その関係で、魚が日本犬にとり重要な栄養素となっています。
一般のドッグフードには魚を必要量配合する配慮がされていないものが多いです。また、手作り食でも、犬の進化生物学的な視点が各犬種で配慮されていない場合も見受けられます。
これらの補正は、カンタンに各家庭で実行できます。
それは、いつもご利用されている市販のドッグフードや、手作り食に、魚を混ぜてあげるだけでOKです。すでに、症状が出ている子には、フードの20%ぐらいを魚に置き換えます。それを、2週間したら、週に数回、または、フードに数%ほど加えて与えてあげてください。
これにより、認知症(の症状の半分ぐらい)が緩和される柴犬、日本犬は多いと思います。
知識は「力(ちから)」です!
知っていれば防げること、回復に役立つことがあるからです。
みなさまと愛犬の健康を応援しています!!