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酸化防止剤不使用なのに賞味期限が長いのはなぜ?
- 2017/5/23
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酸化防止剤不使用なのに賞味期限が長いのはなぜ?
食品に酸化防止剤を使用しなければいけない理由は、
酸化する要因を取り除けていないときです。
そのようなときは、当然ですが
酸化防止剤を使用して食品の酸化を防ぐ必要があります。
一般的には、酸化する要因を取り除くことに多くの費用と手間がかかるため、
酸化防止剤が一般的に使用されることが多いです。
適切な衛生管理をすることで保存をすることができますが、
厳密な配慮をしないと酸化防止剤を使用しない場合は賞味期限は短くなります。
ですが、厳密で科学的な衛生管理を行うことで、
酸化防止剤を使わなくても酸化を防ぐ方法が確立されています。
専門的な内容となりますが、大学の獣医学科では
食品などの衛生を保つの専門科目の習得が必須となっております。
これは、治療だけでなく獣医師が人間の社会や
動物の「健康を守る」役割を担っていることから
重要な知識として位置づけられています。
デイリースタイルのフードは、その鮮度を守るために
獣医学的な鮮度管理をそのまま遵守しています。
1番大きな酸化理由は酸素が食品と触れることです。
まず、1番大きな食品の理由は、
酸素が食品と触れることです。
そのためデイリースタイルのフードでは
袋内の酸素をすべて吸着できるように
強力な脱酸素剤を一袋一袋に対し使用ししています。
また、酸素を通過させない特殊な袋に入れて
フードに酸素が触れることのないよう丁寧に包装しています。
2番目の大きな酸化理由は、光です。
2番目に食品の大きな酸化理由は、光です。
食品中の油に光が当たりますと、
光分解から油脂類の酸化が起こります。
これには、光を遮断する必要があります。
そのためデイリースタイルのフードは、
厚いアルミフィルムを袋に使用することで、
光を遮断して光酸化を完全に防止しています。
3番目の酸化理由は食品中の水分です。
3番目の酸化理由は食品中の水分です。
この水分の存在により雑菌が増殖したり、
加水分解が起きたりします(専門的には「自由水」といいます)。
通常の食品でよく乾燥したものでも食品中の水分量は12-14%です。
しかし、弊社では、水分量を2―6%以下まで減らすことで自由水を抑制し酸化や腐敗という品質劣化に対する徹底的な防止しています。
以上の3点が守られていない場合(①袋の中に酸素が残っている包装、
②袋が光を遮断できない場合、③フードの水分量が下げきれていない場合)は、
酸化や劣化が起き、そのため酸化防止剤の使用が必要となるか、
賞味期限が大変短くなるということが起こってしまうのです。
デイリースタイルでは、このような手間と費用の掛かる技術を導入し、
酸化防止剤を使用しない獣医学的な品質管理で鮮度をしっかりと保っています。