プチ・バセット・グリフォン・バンデーン

プチ・バセット・グリフォン・バンデーン

写真:No machine readable author provided. Pleple2000 assumed (based on copyright claims).

プチ・バセット・グリフォン・バンデーン

犬種の特徴

プチ・バセット・グリフォン・バンデーンは、グリフォン・バンデーンの犬種で、サイズは4種類に分かれます。その中でも、プチ・バセット・グリフォン・バンデーンは一番小さかったと言われています。標準な体格は、体長が体高の1.5倍とされていて、このような横長の体型は、深いやぶのなかでも平気で突進していくことができるのです。頑丈な骨格を持ち、驚くほどすばしっこく動くことができます。

針金のような粗い上毛と、顔にある長い飾り毛が特徴です。短く密生した下毛との二層構造の被毛がトゲや雨風からしっかりと体を保護してくれています。

プチ・バセット・グリフォン・バンデーンは、誰に対しても愛想がよく、遊び好きなので、子供たちや他の犬、または他の動物とも仲よくやっていけます。飼い主にも忠実で、家族には豊かな愛情を注ぎます。陽気で活発な犬種で、楽しめることを探してうろつき回り、穴を掘ったりする傾向があります。

この犬の歴史

プチ・バセット・グリフォン・バンデーンは、フランスの小型猟犬種のうちの1つで、地面に低く鼻をつけて臭跡をたどる嗅覚型猟犬です。その起源は、16世紀のヨーロッパに遡ります。フランス語で“プチ”は「小さな」、“バセット”は「低い」、“グリフォン”は「粗い被毛の」、“バンデーン”はフランスの地方名といった具合で、つまりそれをまとめると「小さな背の低い粗い被毛で覆われたバンデーンの犬」となり、この犬種の特徴を簡潔に述べています。

フランスの西海岸に位置するバンデーンという地域は、イバラや下生えの潅木が密生し、岩場の多い土地です。このような自然環境で狩りをするには、イバラのトゲや下生えの潅木にも耐えられるだけの頑丈な被毛と、臭いを嗅ぎながら潅木の間をぬって獲物を追跡できる短い足と、岩や丸太を飛び越えていけるすばしっこさがあり、一日中狩猟ができるほど活動的で機敏で大胆、精神的にも肉体的にもタフで丈夫でした。

フランスの猟犬種は大型犬と小型犬に分けられ、サイズによって異なった獲物の狩猟に用いられました。
プチ・バセット・グリフォン・バンデーンより大型のグラン・バセット・グリフォン・バンデーンはノロジカやオオカミのような大きな獲物の狩猟に用いられ、プチ・バセット・グリフォン・バンデーンはウサギや鳥類など小型の獲物の狩猟に用いられていました。

実際に1800年代の半ば、プチ・バセット・グリフォン・バンデーンは粗い被毛を持ったバセット・ハウンドの一種としてイギリスの人々に紹介されますが、バセット・ハウンドよりも長い足をして、より敏捷さに秀でた猟犬でした。

この犬種はもともと大きめのサイズ(ラージ・バセット・グリフォン・バンデーン)と小さめのサイズ(プチ・バセット・グリフォン・バンデーン)が存在していましたが、フランスではこの二種類のサイズをひとつの犬種とみなして1970年代までずっと一緒に交配されていました。

1990年にはAKCから認定され、現在では陽気な性格と、手入れのしやすさが人々に受け入れられて、多くの愛好家から注目されています。

かかりやすい病気

気をつけたい病気 股関節形成不全・外耳炎
予防として、股関節検査をしておくことをおすすめします。

獣医師・宿南章獣医師

投稿者プロフィール
【文責】 獣医師・宿南 章(しゅくなみ あきら)
   
【資格】 獣医師免許(1993年取得)
   
【所属団体】 一般社団法人ペットフード協会 会員

ペットフード公正取引協議会 会員

The Royal Society for the Protection of Birds 会員

日本盲導犬協会 会員

野生動物救護獣医師協会 正会員
   
【プロフィール】 1969年生まれ 兵庫県養父(やぶ)市出身。

日本大学農獣医学部(現日本大学生物資源科学部)獣医学科卒業。 獣医師。
横浜で犬猫の動物病院に勤務。その後、米国のCAM( Complementary and Alternative Medicine )を日本に導入している 研究所に移籍。北海道の農協の依頼を受け、牛のサルモネラダブリン症の治療を行い、当時抗生物質も効かない病気を治癒させるなど、数多くの治療実績を持つ。
その後、予防医学に特化した自然療法動物病院を設立し現在に至る。

   
【研修・研究内容】 1983年…アメリカ ウィスコンシン州、400エーカーの酪農家で住み込み実習

1985年…北海道 中標津 200頭飼育の酪農家で住み込み実習

1988年…獣医薬理学研究室にて薬草の薬理作用の研究(3年間)

1993年…アメリカ カリフォルニア州 医療研修(1回目)

1994年…アメリカ カリフォルニア州 医療研修(2回目)

2006年…オーストラリア メルボルン イアンゴウラー財団でガン医療研修
   
【論文】 Efficacy determination test for the Vibrational therapy in case of the skin ulcer induced on mice A.SHUKUNAMI Eastern Medicine 2004
   
【著書】 「薬いらずで愛犬の病気は治る」WAVE出版 は、17部門で1位を獲得するベストセラーとなり高い評価を得ている。

この著者の最新の記事

関連記事

  1. ic-column06-01-02-ph01

    2015-9-24

    チワワは頭をたたいてはダメ

    <チワワの頭は繊細なガラス> 小型犬、特にチワワは、決して頭をたたいてはいけません。 それは…

今の時期注目のコラム

  1. 世界の飼主に衝撃!海外ドッグフードの汚染ニュース これはアメリカの大手のマスメディアCNNが大…
  2. ワンちゃんは毎日同じエサで飽きないのか? 弊社のお客様からも「エサを食べなくなったので」という…
  3. ic-20170209
    輸入物のフードの気をつける点 グレインフリーのフードと並び近年では海外からのドッグフードもホー…
無料小冊子プレゼント
無料小冊子プレゼント
ページ上部へ戻る