ダックスの運動の注意点

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<ダックスフンドに上下の運動は×(バツ)>

ダックスという犬種は、平坦な土地での運動は適していますが、上下の運動にはとても注意が必要です。

これは、上下の背骨が強く曲がったり負荷のかかる運動であると、椎間板が潰されて「椎間板ヘルニア」という病気が起きやすくなるからです。

ベットや階段のちょっとした上り下りでヘルニアが発症することが多いのは、そんな理由からです。
だからと言って運動を控えたほうが良いかというとそうではなく、椎間板という血管が通っていない「無血管領域」は、運動をすることで適度な圧で新陳代謝が行われ健康が保たれるような身体的な構造となっています。

そのため平坦な場所での運動は、かえってダックスフンドの椎間板ヘルニアなどの病気を防ぎやすくしてくれます。

もともと、ダックスフンドは活発な犬種です。
ですが、

散歩中も、室内でもフラットな運動や動作になるよう配慮してあげること
がこの犬種を健康に生活させるためのポイントです。

応援しております。

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獣医師・宿南章獣医師

投稿者プロフィール
【文責】 獣医師・宿南 章(しゅくなみ あきら)
   
【資格】 獣医師免許(1993年取得)
   
【所属団体】 The Royal Society for the Protection of Birds 会員

日本盲導犬協会 会員

野生動物救護獣医師協会 正会員
   
【プロフィール】 1969年生まれ 兵庫県養父(やぶ)市出身。

日本大学農獣医学部(現日本大学生物資源科学部)獣医学科卒業。 獣医師。
横浜で犬猫の動物病院に勤務。その後、米国のCAM( Complementary and Alternative Medicine )を日本に導入している 研究所に移籍。北海道の農協の依頼を受け、牛のサルモネラダブリン症の治療を行い、当時抗生物質も効かない病気を治癒させるなど、数多くの治療実績を持つ。
その後、予防医学に特化した自然療法動物病院を設立し現在に至る。

   
【研修・研究内容】 1983年…アメリカ ウィスコンシン州、400エーカーの酪農家で住み込み実習

1985年…北海道 中標津 200頭飼育の酪農家で住み込み実習

1988年…獣医薬理学研究室にて薬草の薬理作用の研究(3年間)

1993年…アメリカ カリフォルニア州 医療研修(1回目)

1994年…アメリカ カリフォルニア州 医療研修(2回目)

2006年…オーストラリア メルボルン イアンゴウラー財団でガン医療研修
   
【論文】 Efficacy determination test for the Vibrational therapy in case of the skin ulcer induced on mice A.SHUKUNAMI Eastern Medicine 2004
   
【著書】 「薬いらずで愛犬の病気は治る」WAVE出版 は、17部門で1位を獲得するベストセラーとなり高い評価を得ている。

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