
輸入物のフードの気をつける点
グレインフリーのフードと並び近年では海外からのドッグフードもホームセンターやペットショップでよく見かけます。
これは日本のペットフードよりも、欧米の方が動物の研究も歴史も進んでおり、また品質にも厳しく良いフードを作ることから多くの飼い主さまに選ばれています。
家族同然のペットですから、ペットの事を気づかう事は本当に大切なことです。
輸入の過程を気をつけよう!
ですが、海外のフードで2つだけ注意しなければならない事があります。
ひとつめは「輸入するときの過程」です。
多くの場合、輸入をする際に船便でコンテナに詰めて送られてきます。航空便の場合もありますが、多くの場合コストの安い船便を利用することが多いです。
ここで問題なのが、欧米から船便で運ばれてくる場合、航路によっては赤道付近を通ってきます。その際、コンテナの中は温度が上昇します。
もちろん、コンテナの中が一定の温度に保たれるようなコンテナを利用する場合もありますが、そうでない場合品質を落とす原因となることがあります。
飼っているワンちゃんにあった処方になっているか?
もうひとつが、海外のフードはあくまでその土地に住むペットのための処方で作られているという点です。
ヨーロッパなどでは、先祖に猟犬のながれをくむ犬が多く、運動量の多さからもタンパク質が多く必要になります。
その為、そういうワンちゃんの為のドッグフードが愛玩犬や日本犬にはタンパク質量が多すぎて腎臓病などを起こすケースもあるのです。
ですので、輸入物のフードをあげている方は、もう一歩突っ込み愛犬のためにそのあたりにも気を配ってあげましょう。