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喉の腫瘍(甲状腺腫瘍)
- 2015/1/14
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喉の腫瘍(のどのしゅよう)(甲状腺腫瘍)
甲状腺の機能は、甲状腺ホルモン(サイロキシンとトリヨードサイロニン)を生成し、分泌することです。甲状腺ホルモンは正常な身体機能に不可欠であり、具体的に、 犬の体の代謝を調節します。
人間と同様、甲状腺癌の原因は明らかではありません。
甲状腺腫瘍は良性(腺腫)と悪性(癌)の2つがあります。
良性甲状腺腫瘍は、時間の経過とともに大きくなり、甲状腺ホルモンの過剰生産を引き起こす傾向があります。
また、悪性の甲状腺腫瘍は、通常、ホルモン過剰生産を引き起こしませんが、代わりに、癌細胞は局所および身体の他の部分(特に、肺やリンパ節)に広がる傾向があります。 また、近くにある気管や、食道、血管などの体組織の中に成長することができます。
残念ですが、犬のほとんどの甲状腺腫瘍(約90%)は、悪性と致命的です。 中年や高齢大型犬(例えば、ボクサー、ビーグル、ゴールデンレトリバー)は甲状腺癌にかかりやす傾向になっています。
血液検査の際には忘れずにチェックをしてあげてください。