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血管外膜細胞腫
- 2015/1/14
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血管外膜細胞腫(けっかんがいまくさいぼうしゅ)
脂肪腫に次いで多くみられ、腫瘍性病変の約10%を占めている病気です。「血管周皮腫」、「血管周囲細胞腫」「血管外皮細胞腫」とも呼ばれますが全て同じ腫瘍をさします。毛細血管や小静脈の外側を螺旋状に取り巻く血管周囲細胞から発生すると考えられています。
老犬の肢、特に関節やかかと周りに多く見られ、触ると硬く、皮膚や内部の関節などに多くみられます。
手術で切除しても完全に取りきる事が難しため、取残しから再発するケースもあり、その場合はより悪性化してしまうと言われています。ケースは少ないものの、転移する事も極稀にあります。