ジャック・ラッセル・テリア

ジャック・ラッセル・テリア

写真:Plank

ジャック・ラッセル・テリア

犬種の特徴

ジャック・ラッセル・テリアは、体高が体長よりわずかに大きく、中型の犬種です。四肢はやや短めですが、力強く行動的で、狩りの際には、馬やハウンド犬と同じ速さで走ります。細い隙間を通り抜けて獲物を追いかけるため、細身の体型となっています。

被毛はスムースとラフ、およびその中間のブロークンの3種類があり、どちらも硬めで風雨に耐えられる、短くて密集した下毛を持ち合わせています。スムースタイプの上毛は平らで硬く、ブロークンタイプの上毛は、しっぽと顔だけに長い毛が密集しています。

ジャック・ラッセル・テリアは、遊ぶことが大好きで、優れた知性を持ち合わせた頭のよい犬です。
いつも、さまざまに動き回ったり、冒険に出たりすることを好みますので、長めの散歩や、激しく運動させる遊びをさせてあげてください。あまり、家の中でじっとしていることのできる犬ではないでしょう。また、短めでよいので、しつけのトレーニングをするとよいでしょう。

この犬の歴史

19世紀中半に、イギリスのデヴォンシャーに住んでいたパーソン・ジョン・ラッセルの飼い犬「トランプ」が、ジャック・ラッセル・テリアの祖先いわれています。

キツネ狩りの熱狂的な愛好家だったジョン・ラッセルは、馬に付いて走ることができ、さらにキツネの巣穴に突進して、キツネを巣穴から追い出すことができる猟犬を作ろうと、従来のフォックステリアにこの「トランプ」を掛け合わせ、現在の「ジャックラッセルテリア」の原型を作出しました。
彼の名前にちなんで「ジャック(ジョンの別称)・ラッセル・テリア」という名前が付けられています。

ジャック・ラッセル・テリアの愛好家たちは、ジョン・ラッセルに習い、ショーの場ではなく、狩りをするフィールドで犬たちのすばらしい気質や能力を証明しようとしました。今では、一部、ショーに参加するジャック・ラッセル・テリアも出てきていますが、フィールドで能力を証明するという、この伝統は現在も受け継がれています。

ジャック・ラッセル・テリアの愛好家のほとんどがAKC認定に反対し、討論が行われた結果、ジャックラッセルテリアをパーソンラッセルテリアに組み入れて認定しました。
一方、イギリスでは1991年に、パーソン・ジャック・ラッセル・テリアとしてコンフォメーションクラスに既に認定され、馬主たちに大変人気がありました。馬主たちと一緒に、この犬の姿を見かけることができました。
しかし、一般的によく見かけるジャック・ラッセル・テリアは、足が短くて胴が長いタイプのもので、イギリスで「パーソン・ジャック・テリア」という名前が付けられたのも、この短足胴長タイプの伝統的なジャック・ラッセル・テリアと区別するためでした。

1990年代になると、ジャック・ラッセル・テリアは、その可愛らしさなどから映画やテレビなどのメディアに登場すると人気が上昇し、人々から大きな関心を集めることになりました。急速すぎる人気の上昇によって、この犬の頭数は激増し、一時は正常な繁殖ペースが保てなくなるのではないかと心配されるほどでした。

かわいらしい外見をしていますが、非常に気が短くてわんぱくなので、残念ながら、誰にでもすすめられるという犬種ではありません。

かかりやすい病気

気をつけたい病気 特にありません。

獣医師・宿南章獣医師

投稿者プロフィール
【文責】 獣医師・宿南 章(しゅくなみ あきら)
   
【資格】 獣医師免許(1993年取得)
   
【所属団体】 一般社団法人ペットフード協会 会員

ペットフード公正取引協議会 会員

The Royal Society for the Protection of Birds 会員

日本盲導犬協会 会員

野生動物救護獣医師協会 正会員
   
【プロフィール】 1969年生まれ 兵庫県養父(やぶ)市出身。

日本大学農獣医学部(現日本大学生物資源科学部)獣医学科卒業。 獣医師。
横浜で犬猫の動物病院に勤務。その後、米国のCAM( Complementary and Alternative Medicine )を日本に導入している 研究所に移籍。北海道の農協の依頼を受け、牛のサルモネラダブリン症の治療を行い、当時抗生物質も効かない病気を治癒させるなど、数多くの治療実績を持つ。
その後、予防医学に特化した自然療法動物病院を設立し現在に至る。

   
【研修・研究内容】 1983年…アメリカ ウィスコンシン州、400エーカーの酪農家で住み込み実習

1985年…北海道 中標津 200頭飼育の酪農家で住み込み実習

1988年…獣医薬理学研究室にて薬草の薬理作用の研究(3年間)

1993年…アメリカ カリフォルニア州 医療研修(1回目)

1994年…アメリカ カリフォルニア州 医療研修(2回目)

2006年…オーストラリア メルボルン イアンゴウラー財団でガン医療研修
   
【論文】 Efficacy determination test for the Vibrational therapy in case of the skin ulcer induced on mice A.SHUKUNAMI Eastern Medicine 2004
   
【著書】 「薬いらずで愛犬の病気は治る」WAVE出版 は、17部門で1位を獲得するベストセラーとなり高い評価を得ている。

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