アイリッシュ・セッター

アイリッシュ・セッター

アイリッシュ・セッター

 犬種の特徴

アイリッシュセッターは魅力的な被毛色と優美な肢体、持ち前の従順で優しく、人に忠実な性格によって実猟犬でありながら、家庭犬として世界中の多くの家庭に受け入れられる事になりました。
アイリッシュ・セッターは社交的な犬種で、家族を喜ばせたり、家族と一緒に何かをすることが大好きなタイプの犬種です。
被毛の濃いマホガニー色はとても美しい色で、長さは中くらいの平らな直毛です。耳、脚の後ろや、おなか、胸、尾に、さらに長めの被毛が見られます。被毛のおかげで、イバラなどにひっかかることなく、草木などから体を守ることができまです。優雅に走る姿は実に素晴らしく、高い評価を得ています。

アイリッシュ・セッターは、何事に対しても陽気で、温厚な態度を保ち、心から喜び、情熱的な面も持ち合わせています。 タフな犬種ですので、運動をおこたると暴れたり、欲求不満になったりします。

この犬の歴史

アイリッシュセッターはセッターの中で最も大きく最も古い犬種であり、鳥猟犬としてイングリッシュセッターと同じ人気のある犬種です。
アイリッシュ・セッターの起源ははっきりとわかっていませんが、スパニエル系とポインター系とその他のセッター系の犬が掛け合わされて作られたと知られています。
アイリッシュ・セッターのもととなっている犬たちはほとんどがイングリッシュ・セッターですが、若干ゴードン・セッターも入っていたようです。

アイルランドの猟師たちは、仕事をすばやくこなし、鼻がよくきいて、さらに、遠くからでも見つけられやすい大型犬を必要としていました。猟師たちの必要とする条件をすべてみたす犬に、前の犬たちを交配させて誕生したのが、赤と白のセッターでした。

1800年前後に、初めて真っ赤な色のセッターが誕生し、数年の間にマホガニー色に改良され、高い評価を受けるようになりました。

19世紀中頃までに、アイリッシュ・レッド・セッター(当時はこのように呼ばれていました)はアメリカに持ち込まれ、その鳥猟犬としての能力がアメリカでも通用するということを実証して人々の注目を集めました。

一方、1862年頃のアイルランドでは、チャンピオン犬「パルマーストン」という犬が誕生しました。
現在存在するアイリッシュ・セッターのすべてが、このパルマーストンを祖先犬としているといっても過言ではありません。

人々の関心は狩猟犬としての評価から、ドッグ・ショーでの評価へと移っていきました。その変化と共に、重要視されるポイントも変わり、猟犬としての技術から、外見的美しさが重視されるようになりました。にもかかわらず、アイリッシュ・セッターは猟犬としての能力も保ち続け、特に熱心な愛好家たちは、この犬が持つ猟犬としての能力と外見的美しさの2つの能力を保たせながら繁殖に努めました。

ショー・ドッグとしての評価が高くなると、今度はペットとしての人気が急上昇することになり、1970年代には、もっとも人気の高い犬種の仲間入りをしました。最近ではランキングにおける評価は、以前ほど高くありませんが、安定した人気を集めています。

かかりやすい病気

気をつけたい病気 行性網膜萎縮症、股関節形成不全、胃捻転、皮膚疾患
予防として、進行性網膜萎縮症のDNA検査、股関節検査をしておくことをおすすめします。

獣医師・宿南章獣医師

投稿者プロフィール
【文責】 獣医師・宿南 章(しゅくなみ あきら)
   
【資格】 獣医師免許(1993年取得)
   
【所属団体】 一般社団法人ペットフード協会 会員

ペットフード公正取引協議会 会員

The Royal Society for the Protection of Birds 会員

日本盲導犬協会 会員

野生動物救護獣医師協会 正会員
   
【プロフィール】 1969年生まれ 兵庫県養父(やぶ)市出身。

日本大学農獣医学部(現日本大学生物資源科学部)獣医学科卒業。 獣医師。
横浜で犬猫の動物病院に勤務。その後、米国のCAM( Complementary and Alternative Medicine )を日本に導入している 研究所に移籍。北海道の農協の依頼を受け、牛のサルモネラダブリン症の治療を行い、当時抗生物質も効かない病気を治癒させるなど、数多くの治療実績を持つ。
その後、予防医学に特化した自然療法動物病院を設立し現在に至る。

   
【研修・研究内容】 1983年…アメリカ ウィスコンシン州、400エーカーの酪農家で住み込み実習

1985年…北海道 中標津 200頭飼育の酪農家で住み込み実習

1988年…獣医薬理学研究室にて薬草の薬理作用の研究(3年間)

1993年…アメリカ カリフォルニア州 医療研修(1回目)

1994年…アメリカ カリフォルニア州 医療研修(2回目)

2006年…オーストラリア メルボルン イアンゴウラー財団でガン医療研修
   
【論文】 Efficacy determination test for the Vibrational therapy in case of the skin ulcer induced on mice A.SHUKUNAMI Eastern Medicine 2004
   
【著書】 「薬いらずで愛犬の病気は治る」WAVE出版 は、17部門で1位を獲得するベストセラーとなり高い評価を得ている。

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