春先は夏バテ対策の期間!

<春先はワンちゃんたちにとって大切な季節>

春先はワンちゃんたちにとっては、夏にバテないための大切な季節です。

まず、ワンちゃんたちの多くは、ヨーロッパで生み出された品種が多いのです。
特に多いのが、イギリス、ドイツ、フランスです。

イギリス、ドイツ、フランスなどの夏の気温は、
22~24℃程度です。

日本の夏は、30℃を超えますので、
以下にヨーロッパと比べ、日本の夏がワンちゃんたちにとって過酷な時期になるかわかると思います。

そのため、夏の散歩がワンちゃんたちにとってどれだけ大変なことか…

しかもアスファルトに近い位置を素足であるくワンちゃんたちは
55~60℃にもなるところ歩くことになるのです。

ですので、夏のお散歩は涼しい朝や夜に短めにしてあげてください。

そして、その夏の運動量が少なくなるのをカバーするのが、春先になるのです

暑くなる前の、心地よい陽気の今の時期こそ、充分な運動や外で遊ばせて、しっかり運動をさせてあげることが大切になります。

特に7歳を超えてくると、夏の暑さに対して年々弱くなっていくので、熱中症などに注意してあげる必要がでてきますので、しっかりと散歩に連れて行ってあげてください。

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獣医師・宿南章獣医師

投稿者プロフィール
【文責】 獣医師・宿南 章(しゅくなみ あきら)
   
【資格】 獣医師免許(1993年取得)
   
【所属団体】 The Royal Society for the Protection of Birds 会員

日本盲導犬協会 会員

野生動物救護獣医師協会 正会員
   
【プロフィール】 1969年生まれ 兵庫県養父(やぶ)市出身。

日本大学農獣医学部(現日本大学生物資源科学部)獣医学科卒業。 獣医師。
横浜で犬猫の動物病院に勤務。その後、米国のCAM( Complementary and Alternative Medicine )を日本に導入している 研究所に移籍。北海道の農協の依頼を受け、牛のサルモネラダブリン症の治療を行い、当時抗生物質も効かない病気を治癒させるなど、数多くの治療実績を持つ。
その後、予防医学に特化した自然療法動物病院を設立し現在に至る。

   
【研修・研究内容】 1983年…アメリカ ウィスコンシン州、400エーカーの酪農家で住み込み実習

1985年…北海道 中標津 200頭飼育の酪農家で住み込み実習

1988年…獣医薬理学研究室にて薬草の薬理作用の研究(3年間)

1993年…アメリカ カリフォルニア州 医療研修(1回目)

1994年…アメリカ カリフォルニア州 医療研修(2回目)

2006年…オーストラリア メルボルン イアンゴウラー財団でガン医療研修
   
【論文】 Efficacy determination test for the Vibrational therapy in case of the skin ulcer induced on mice A.SHUKUNAMI Eastern Medicine 2004
   
【著書】 「薬いらずで愛犬の病気は治る」WAVE出版 は、17部門で1位を獲得するベストセラーとなり高い評価を得ている。

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