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精巣腫瘍
- 2015/1/15
- 犬の病名からさがす, 癌・腫瘍に関する病気
犬の精巣腫瘍とは、オス犬の生殖器で、精巣は、男性ホルモンを分泌し、体格や性格を雄らしくしたり、精子を作ったりする臓器ですが、その部位に腫瘍が発症してしまう病気です。 精巣(睾丸)の腫瘍は、犬では人間よりも発生率が多くみられます。腫瘍細胞の増殖によって精巣がふくれあがることもあります。
精巣腫瘍には3種類あります。
セルトリ細胞腫…腫瘍が精巣全体に出来てしまい、精巣が腫れます。
精上皮腫…セミノーマとも呼ばれています。左右両方の精巣に出来やすいという特徴があります。
間質細胞腫…高齢の犬に多く見られる小さな腫瘍です。
悪性であることは少なく、良性の腫瘍である事が多いです。
症状に痛みなどはありません。飼い主様が気づいてあげることが大事な病気です。実際に犬の精巣部分を触ってみて、片側より明らかに大きいなどの症状を発見してあげて下さい。