可移植性性器肉腫

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可移植性性器肉腫(かいしょくせいせいきにくしゅ)

可移植性性器肉腫は、交尾や、性器の臭いを嗅いだりなめたりなどの濃厚な接触によりガン細胞が移る病気です。品種や性別など関係なく発生しますが、野生犬や放浪犬が沢山いたり、繁殖管理が行われていない犬が多い地域で最もよく発生します。

症状は、進行状況により3段階に分かれます。
増殖期:
細胞が急増する期間で、数週間この状態が継続します。感染後10~20日ほどの潜伏期間を経て、腫瘍がカリフラワーのような形状に成長します。
患部は出血を伴い、感染箇所は主に陰部(亀頭や包皮、膣など)になります。陰部に感染すると、犬は患部を舐めたり噛んだりするため、そこから感染が広がる可能性が出て来ます。口腔や結膜、鼻腔まで広がるので、陰部だけではなく鼻腔からの出血が起きる事もあります。

安定期:
この時期に入ると、20日間隔で細胞が増殖します。10cmを超えるような細胞の巨大化も見せますが、表面上は安定した状態に見えます。

退縮期:
10cmを超える巨大化した細胞が自然に消える時期がこの退縮期です。8割は自然に消えますが、残りの2割は他の部位に転移し悪性化します。免疫力の弱い犬が陥りやすいです。

獣医師・宿南章獣医師

投稿者プロフィール
【文責】 獣医師・宿南 章(しゅくなみ あきら)
   
【資格】 獣医師免許(1993年取得)
   
【所属団体】 一般社団法人ペットフード協会 会員

ペットフード公正取引協議会 会員

The Royal Society for the Protection of Birds 会員

日本盲導犬協会 会員

野生動物救護獣医師協会 正会員
   
【プロフィール】 1969年生まれ 兵庫県養父(やぶ)市出身。

日本大学農獣医学部(現日本大学生物資源科学部)獣医学科卒業。 獣医師。
横浜で犬猫の動物病院に勤務。その後、米国のCAM( Complementary and Alternative Medicine )を日本に導入している 研究所に移籍。北海道の農協の依頼を受け、牛のサルモネラダブリン症の治療を行い、当時抗生物質も効かない病気を治癒させるなど、数多くの治療実績を持つ。
その後、予防医学に特化した自然療法動物病院を設立し現在に至る。

   
【研修・研究内容】 1983年…アメリカ ウィスコンシン州、400エーカーの酪農家で住み込み実習

1985年…北海道 中標津 200頭飼育の酪農家で住み込み実習

1988年…獣医薬理学研究室にて薬草の薬理作用の研究(3年間)

1993年…アメリカ カリフォルニア州 医療研修(1回目)

1994年…アメリカ カリフォルニア州 医療研修(2回目)

2006年…オーストラリア メルボルン イアンゴウラー財団でガン医療研修
   
【論文】 Efficacy determination test for the Vibrational therapy in case of the skin ulcer induced on mice A.SHUKUNAMI Eastern Medicine 2004
   
【著書】 「薬いらずで愛犬の病気は治る」WAVE出版 は、17部門で1位を獲得するベストセラーとなり高い評価を得ている。

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