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前立腺膿瘍
- 2015/1/14
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前立腺膿瘍(ぜんりつせんのうよう)
前立腺膿瘍とは、感染症を起こして化膿して膿がたまる症状です。犬の日常生活の中で見られる行動として、普段よりオシッコの回数が多くなる、いつまでもオシッコをする姿勢のままで、その場にいたりする事が見受けられます。この様な症状を飼い主さんが気づかないで放置しますと、膀胱炎から腎臓炎を起こし尿毒症へと進行してしまいます。
症状は、尿とは無関係に尿道から分泌物、膿などがでることがあり、腫れた前立腺による妨害で排尿や排便が困難になることもあります。腹部を押すと痛がったり、発熱、食欲不振などもみられます。
オス犬の尿道の上部に前立腺という器官があり、肥大したり、細菌感染が起こることもあります。膿がたまって膿瘍(のうよう)となるものも多いようです。大きさは犬種や年齢によって異なってしまいますが、ホルモンバランスなどによって影響されます。