
脱毛症(だつもうしょう)
人間と同じで、犬の発毛のサイクルも日照を強く浴びると、毛や頭皮を痛めます。
食事で栄養が偏り過ぎると誘発しやすく、ホルモンバランスが崩れても育毛サイクルが
きちんと機能しなくなってしまいます。
また、人間より犬の方がストレスを敏感に受けやすいため、それだけではありませんがそれも
理由の1つとされています。
ホルモンが関係している脱毛の原因は、甲状腺機能低下症や副腎皮質機能亢進症があります。
成長期脱毛症は、代謝性疾患・内分泌異常・伝染性疾患・有糸分裂を抑制する薬剤による治療、成長期の阻害などの状態でおこって突然の被毛の脱落がおこります。
休止期脱毛症は、出産、授乳期、妊娠、高熱、重い病気、ショック、手術あるいは麻酔などの状態で起こってしまい、多くの成長期の毛包が成長を停止してしまうため、この時の毛包は同時に退行期、次いで休止期になります。毛根の活動が再開すると、典型的には1~3カ月後に大量の毛が抜け落ちます。
波状におこる脱毛、広範性の脱毛、過度の継続性脱毛の原因はわかっていません。