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膀胱移行上皮癌
- 2015/1/14
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膀胱移行上皮癌(ぼうこういこうじょうひがん)
移行上皮がんは、犬において最も多い悪性の膀胱腫瘍であり、メス犬の発生が多いといわれています。
好発犬種としては、スコティッシュテリア、ビーグル、シェットランドシープドッグなどが挙げられます。
犬の膀胱腫瘍の発症を高める危険因子として、肥満、除草剤や殺虫剤への暴露などが報告されています。
最も多い症状は、血尿、排尿困難、頻尿などで一般的な膀胱炎と同様です。
血尿等などの症状により慢性膀胱炎の症状が続いて、動物病院で尿を調べた結果、癌細胞が発見されるなどがあります。年齢を重ねた犬に比較的、多く発症する腫瘍です。
膀胱の慢性的な炎症が引き金になっている可能性があります。犬の膀胱炎は長引かせずに早めに診察しましょう。まれに骨への転移や肥大性骨症により正常に歩行できない事があります。