
内耳炎(ないじえん)
内耳炎は、耳のもっとも奥にある内耳の神経が炎症を起こし、重症では歩けなくなります。 細菌感染によるものが最も多く、感染性の外耳炎や中耳炎から波及して生じます。また、発症してすぐの頃は、吐き気や嘔吐があり、食欲の低下といった症状が現れることがあります。
内耳炎は、外耳炎や中耳炎を併発していることが一般的で、耳をかいたり頭を振ったりといった外耳炎の症状や、顔面マヒやホルネル症候群といった中耳炎の重い症状をともなうことがあり、耳も遠くなります(難聴)。
犬が難聴になると、飼い主が声をかけたり近いところで大きな音がしたときでも、犬は鈍い反応しか示しません。ただし、犬は徐々に耳が聞こえなくなっていくので、、飼い主が気づかずにいる事もあるので注意して下さい。