
外耳道の異物(がいじどうのいぶつ)
外耳道に異物が入ると、炎症などの様々な病気を引き起こしてしまうことがあります。
原因は、体を洗った際に大量の水や、シャンプーが入ることによって引き起こされたり、散歩などに行った際に草むらに入り、虫や植物の種などが耳に入り込むなどによって、引き起こされることもあります。
このように、身近な環境下で起こりうることが原因になるケースが多いです。
症状は、犬が首を振ったり、違和感のある側の耳を下に傾けるしぐさを頻繁にします。
他に、赤く腫れ上がる、炎症を引き起す、鼓膜を破ってしまうなどの症状が現れます。このことが原因で、ほかの病気も発症してしまうこともあります。
耳に入った虫や植物の種などを、飼い主が取り除こうとすることでさらに奥に追いやってしまい、炎症を引き起こしてしまうこともありますので注意が必要です。
虫の場合は耳の外から懐中電灯を照らすことで明かりにつられて出てくることもあります。