
くる病(くるびょう)
くる病は、栄養状態の悪い時代には、人間にも良く見られる病気でしたが、犬の場合は成長期に起きやすい
骨の病気だといわれています。
くる病になると、骨の成長に異常が起きてしまうため、骨に湾曲がみられたり、関節が腫れがってしまいます。
また、骨に十分栄養が足りていないため、ちょっとしたことで骨折しやすくなってしまいます。
くる病になる原因は、骨の成長に必要な栄養素のカルシウム、燐、ビタミンDが不足するためです。
成長期の子犬は運動量も多いので、成犬よりもカルシウムや、燐、ビタミンD、アミノ酸成分が必要だといわれ、
バランスの良い離乳食を与えることで、くる病の予防や改善につながります。