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イネ科植物を消化できる草食動物反芻動物

イヌ科の動物は、森林がなくなること、そして、その場所が森から→草原となることで大きな適応を強いられます。

この時期に、イヌ科の動物は生きるか死ぬかという窮地に追い込まれのではないかと思われます。

イネ科の植物は、いままでの草食動物では消化(太刀打ち)できない 物理的・栄養学的防衛能力を持っていました。
しかし、その防御を突破する革命的な草食動物が現れるのです。それが、「反芻(はんすう)する動物」です。

広大な草原というエサ場が 反芻(はんすう)動物にフンダンの食料を供給します。そして、このことが3000万年という長期にわたりイヌ科の動物に食料を安定供給することにつながります。

このことが、イヌ科動物に決定的な影響となります。

反芻動物はいつもイネ科動物を食べて暮らしていました。反芻動物は常に「イネ科植物」を食べていたので、反芻動物を食べていたイヌ科の動物は、イネ科草を間接的に食べ続けることになります。このことで、イヌ科の動物は、イネ科植物に親和性を獲得します。

この3000万年以上の間接的なイネ科植物の摂取が、人と生活をしだした1万年に、穀物(ほとんどイネ科植物です)への適応性をはぐくみます。

この視点は、とても大切です。

なぜ、純粋な肉食動物であった犬の先祖のオオカミが、人と暮らすようになり、人が食べる穀類に適応できたかというと、実は、このような間接的にイネ科植物を3000万年以上にわたり摂取していたという歴史の秘密があります。
ここへの理解は非常に重要です↑↑

さらに、重要なのは、
犬は、人が食べるものに適応したのではなく!!!
それまでに犬の祖先たちが3000万年以上かけて、反芻草食動物を食べることで、身に付けた植物への適応性という理解です。

すなわち、反芻動物が好んで食べる植物に、イヌ科動物は間接的に食べることで適応性を身に付けていったと考えられます。

一方で、反芻動物が忌み嫌う植物(草)には適応性を身に付けていない可能性が高く危険です。

ここを見誤ると、
犬が人の食事になれたのだから、人が食べる野菜はなんでもOK(健康に良い)という暴力的な(自己中心的な人間視点)の論 
となります。

ここへの理解が、いままでの人間中心とした論調の犬の栄養学と、進化生物学(進化医学)という犬の進化の歴史を考慮に入れた栄養学の見方との根本的な差です。

すなわち、犬(イヌ科動物)と反芻動物とイネ科植物は、長い時間をかけた共進化を遂げたという歴史です。
この共進化を知らなければ、犬の栄養学は正しく語れないと思います。

たとえば、
犬が人の食生活に適応して人の食べるものが食べられたるようになった×
という人間(自己)中心主義的な考えがもし正しいとすれば、

なぜ、人が長く頻繁に食していた『玉ねぎ』に犬に毒性があるのか十分な説明ができません。

しかし、「鹿や牛などの反芻草食動物には、玉ねぎを食べる習慣がない」
ことを考えると、犬に毒性が生じることが理解できるようにも思います。

ちなみに、牛や羊などの反芻動物は玉ねぎを食べると中毒を起こします。

犬や猫と同じ「ハインツ小体性溶血」による貧血を起こすのです。

どうでしょう?

人間の健康学の押しつけは、思慮を持って使用しなければ愛犬への暴力になるとおもいませんか?

タマネギが犬に悪いと教えてくれる人や書籍はたくさんあったと思いますが、「なぜ?」という説明はなかったと思います。
こういえば簡単です。

『牛や鹿などの反芻動物に有毒だから、犬にも有害性がでやすい』 ね、カンタン ですよね!
犬の健康にとって重要なことは、反芻草食動物(鹿、牛)の知識です。

一見同じように見えますが、このわずかな違いや差の重要性が、進化犬学の視点からみると分かっていただけるのではないかと思います。

ポイント
「人間の栄養学をそのまま犬に押し付ける知識に気を付けよう!」

(余談)
これは、犬の尿をとっても同じです。 
人は野菜を多くとると尿がアルカリになり健康を保ちやすくなりますが、イヌでは尿がアルカリになると、膀胱や腎臓に結石ができてしまいます。 人の健康常識は役に立つ部分もありますが、思慮なく用いることは暴力です。 ドッグフードが「メチオニン」という成分をわざわざ入れているのは、「尿を酸性にするため」です。 愛犬の健康を守るには、まず犬の歴史を知りましょう。そして、人の健康知識より、反芻動物とオオカミの食性について知る必要があります。

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