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これは、犬なりの愛情です。
家族や大切な人を守りたい時に、ムダ吠え、鳴くということが起こりやすいです

犬は、仲間や家族を守るために、吠えて愛する人を守ろうとします。自分がこわいときも吠えますが、基本が自分の家族を守ることが根底にあります。

そのようにして、犬は、人を3万年以上も支えてきました。守ってきたのです。
しかし、
この３０年で、家族を守るために吠えると、罰せられたり、叱られたりするようになったのです。

犬の気持ちとしては、どんな感じでしょうか？

家族を守りたいと思って吠えたとき、単に邪魔な問題行動として、とられたらどんな気持ちになるでしょう？

あなたが、犬　であったとイメージしたら、どんなお気持ちになられるでしょう？

現代の人口過密の隣の小さな物音も気になる時代ですので、犬の吠え声は、治してあげられることがいいと思いますが、その本能的な行動が、まず、彼らの家族を大切に守りたいという心から自然にわき出て行われているという、その部分を理解してあげることは、現代の問題行動を修正する前に、大切な飼主の愛犬への理解となると思います。

実際の無駄吠えの修正ですが、吠えだしてからは、コントロールが難しいです。

吠える前に、必ず、犬は、耳をピンとアンテナのように立てて、警戒の状態となります。
（危険ターゲットに照準を合わせます）

この、吠える『前』に、ダメ、ノー　といって警戒態勢を制止すると、警戒態勢が解除され、吠える行動を止めます。

止めたら、よしよし、と、なぜながら誉めてあげて下さい。

これを、繰り返すと、吠えて家族を守る必要がないという意味を、愛犬に伝えることができることになります。

それを教えてあげるいろいろな方法がありますが、まずは、彼らの家族への愛と理解したうえで、現代の生活で彼らが適応できるよう何度も教えてあげましょう！！

まずは、この方法を試してみてください。

吠える前の、ミミピンの時に制止することが大切ですね

（耳が垂れている子は、目が一点を凝視して固まっているときに注目されるといいでしょう）

それでも、難しい方は、トレーナーさんがいろいろな方法をご存じですので、愛犬への愛情の上で、その方法を愛犬が誰からも愛されるために活用されると良いでしょう。

現代では、無駄吠えというのは、愛犬のぎこちない愛情行動なのですが、それでも愛情豊かな子にかわりありません

あなたの大切な子が、だれからも愛されるような愛犬に育ててあげましょう。
それが、愛犬の幸せに繋がると思います。