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チワワの魅力と人気!
チワワの魅力と人気は、 (不思議なのですが中高年の男性の心もとりこにしてしまう不思議な犬種です。(笑)) 実際に、チワワは不思議な犬種で、誕生した起源が秘密に包まれています。 何らかの形で、古代メキシコで飼育されていたテチチ犬が基礎となっていることは、高温多湿への抵抗力の高さからも推測できるように思いますが、そこに、ユーラシア大陸の小型犬やヨーロッパの小型犬の影響がどれぐらいあるかは不明なままです。 このあたりは、とても不思議で、この神秘は未来に遺伝子解析などで謎がとかれるのを待ちましょう。
毛の短いスムース・チワワをベースに、日本で圧倒的な人気を誇る毛の長く、愛らしいロングの毛を持つチワワが作出されます。 |
チワワに関係深いパピヨンとポメラニアン
ここで、重要な影響を与えたのは、パピヨンとポメラニアンです。
<ミックス犬の飼育について> ですが、ミックス犬は心身が強い反面、ときどき原因不明の疾患や飼育上のミスが起きます。これは、ミックス犬の引き継いたあとの犬種の弱さを知っていると防げる問題も多く、ミックス犬をその特徴から、犬種による長所と短所を理解することで、役立つケアができることが多いからです。 たとえば、ゴールデン・レトリバーの明らかな特徴を持つミックス犬の子犬を引き取った場合は、ガンにかかりやすく、通常の犬の寿命の半分となるかもしれないと理解したうえで、家族に迎えることができます。 ミックス犬や保護犬を飼育される方はとても優しいです。 ですが、その子が途中でガンになってしまった場合、その飼主さんが自分を責められるのです。「自分の愛情がたらなかったのか、何かいけないことがあったのではないか」と。そういう苦悩される飼主さんをたくさんみてきました。 ですが、写真をみせていただくと、明らかに一方の純犬種に特有の疾患であったりします。里親になられる優しい飼主さんが、それが原因で苦悩され、自分を責められている姿はみていてもとても苦しいものです。そういうことも、犬の知識を少し多めに持つことで、こころやさしい飼主さんの気持ちも保たれるといいなとひそかに願っています。 | |||||
ベルクマンの法則
<チワワのケア> |
チワワは、他の犬と飼育の注意点が大きく異なります。 欧米由来の多くの犬種は、寒さに強く、暑さと湿度に弱いという特徴があります。 そのため、他の犬と異なり、 (余談ですが、薬の効果や副作用を起こす量は、体重ではなく、体表面積に比例します。なので、正確な薬の量は体表面積でだすほうが正確です。私は、その換算表を自分で作って、それで投与量なども決めています。) そのため、世界最小の犬は、体重あたりのフードの量はかなり多く必要となります。特に冬の寒い時期は、体内の熱が発散してしまいやすいです。 多くの犬では、太りすぎに注意を払う必要もありますが、チワワを他の犬の基準で標準体重をコントロールした場合、ちょっとしたフード給与の不足などが、エネルギーの不足で低血糖を起こし、脳疾患を引き起こしやすくなります。 チワワが弱いといわれている脳疾患関係ですが、エネルギー欠損を体験した子で発生が多いように感じます。 そのため、チワワは、標準よりも若干太目ぐらいの体重維持が安全です。 テレビの影響で、チワワの標準体形がチャンピヨン犬より、かなりスリムな印象を与えています。 しかし、体重制限が厳しく、体重超過が失格となる血統審査される犬でも、チワワはわりとしっかりした体型をしているのがご理解いただけると思います。 チワワは、他の犬種と異なり、低血糖を起こすことがチワワの命に関わります。ですので、チワワという犬種だけは、痩せているよりは、わずかに太り傾向のほうが、命に関わる疾患が生じにくいです。 このことは、犬に詳しい立場の人でも見落とすことが多く、とても注意を要します。 まず、チワワの健康管理の注意点は他の犬種と違う!と覚えておいてください。 このポイントは獣医師も知らないことがあります。 |
チワワを飼うポイント
<犬服> |
よく、犬服なんて必要ない、という話しも聞きますが、この話しも、実は、チワワ以外の犬種の話しであったり、むかし家の外で飼っていた日本犬からの推測の話しが多いです。 ですが、小型犬は「ベルクマンの法則」で、熱を中〜大型犬よりたくさん放散してしまうことを考えると、小型犬に関しては、犬服の着用は必要と思われるケースがあります。 小型犬で7歳以降となると代謝が落ちて、熱の生産量が減るために、冬に寒がる子がいます。 特に、チワワは気温の高い地域の犬なので、秋から冬場の犬服の着用は役立っている場合が多いと感じます。 問題を複雑にしているのは、チワワでも寒がらない子がいるということです。うちの子は、チワワだけれど、夏に暑そうにして、冬は平気よ!!という子が必ずいます(笑) その理由は、ロングの毛のチワワを作出するときに、ポメラニアンとパピヨンの特性が導入されているので、その耐寒性を引き継いだ子は、冬でもあまり寒がりません。 ですので、チワワ飼育者の「そんなの気のせいよ、うちの子は平気、犬なんだから平気よ。寒くなんだから」という言葉などで対策がとられなかったことによる不幸を何度も聞いて知っています。 |
体が小さいことなどから、栄養を備蓄する機能が小さいです。そのため、基本として、チワワの1日の食事は、4回以上という子犬を育てるときの回数と同じにされると安全です。 1日2回のフードの給与で大丈夫なチワワもいることは知っておりますが、飼主が最もダメージを受けるのは、愛犬を失うことです。ある方のチワワが大丈夫だからといって、こちらのチワワちゃんも同じ飼育方法で平気というわけではないです。 チワワを愛される方は、互いにチワワ仲間と声をかけあって、世界最小のチワワちゃんを守ってあげていただければと願っています。 |
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