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レークランド・テリア
- 2015/1/18
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レークランド・テリア
犬種の特徴
レークランド・テリアは、小柄で、短い背中をし、正方形に近い胴体を持ち、見るからに作業犬にふさわしい頑丈な体格をしています。長い四肢は、山岳地方のごつごつした岩だらけの地形を猛スピードで走り抜けることができるように、強くがっしりとしています。また、歩く時は軽やかに、しっかりと地面を踏みしめながら進みます。
被毛は、柔らかい巻き毛状の下毛と針金のように粗い上毛の二層構造になっていて、口吻や肢周りでは長い飾り毛がはえています。
活発で、茶目っ気たっぷり、いたずら好きなレークランド・テリアは、いつも探索したり遊んだりして忙しく動き回るのを好む犬種です。頭がよく、自分にとってどのような存在にあたる人かを識別することができます。
この犬の歴史
レイクランドテリアの起源は定かではありませんが、 ボーダーテリア、ベドリントンテリア、フォックステリアなどと共通の祖先をもつと考えられています。
レークランド・テリアは初め、農家の人々によって飼われ、ハウンド(猟犬)の群れと一緒に、その地域で問題を引き起こしていたキツネをしとめるのに使われていました。この犬種はとても勇敢で、カワウソなどの害獣の駆除にも活躍していました。獲物を追って岩だらけの荒れ地を1日中でも走り続ける事ができました。
キツネ狩りが娯楽として重視されるようになると、この狩りに使われるテリア種も注目されるようになって人気が上昇していきます。 当時、この犬はパターデール・テリア、フェル・テリア、エルターウォーター・テリアなどさまざまな呼称で呼ばれていました。この犬の正確な出身地はカンバーランドだと考えられていますが、1921年、この犬種はレークランド地方出身ということになり、レークランド・テリアと認定されました。
その後、1934年にAKCの認定を受け、様々なショーを受賞します。レークランド・テリアは洗練された外観と、観客を引き付ける手腕を武器に、ドッグショーのなかでも際立って優れた才能を発揮することになります。
かかりやすい病気
気をつけたい病気 | 特にありません。 予防として、眼科検査をしておくことをおすすめします。 |
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