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TOP > コラム一覧 > ドッグフードは天使か、悪魔か(4)
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繰り返す皮膚病…せざるえない治療は世界でも

動物病院での治療も長足の進歩を遂げています。
ですが、それ以上の速さで、愛犬に生じる難しい病気の速度が勝っているように思います。

24時間続くかゆみ、治らずに再発を繰り返す皮膚病になったペットは本当にかわいそうです。

獣医も副作用がでない治療方法を行ってはおりますが、それでは抑えられない場合、薬を増やさなければ皮膚が破け、血が出て、重症化します。それをくい止めるためには使用せざるをえなくなってしまいます。

必死の治療も十分な効果を上げずに、全身の象皮症や膿皮症などに苦しむ愛犬の姿は、みていてとても辛いものです。

このようなことが、ある時期から全国で起きだし、そして、いまも起きています。これは日本だけでなく欧米など世界でも同じ現象が起きています。このことは世界全体の愛犬にとっての危機と考えてもよいだろうと思います。

これは、環境汚染からか、10万種類以上にも及ぶ日常的な化学物質による反応なのか、ただそのようなケースもあると思います。

しかし、このような難しいアレルギー性の皮膚病の発生には一致する出来事がありました。

それが、ドッグフードです。


ドックフードだけではない!

ドッグフードにより犬の寿命が2倍近くに伸びたという功績は繰り返しても繰り返しすぎることのない犬にとっての大革命でした。ですので、問題は、

ドッグフードを責めるべきでなく、さらに超えるべき技術や栄養学、食品加工学の進歩が必要とされているということです。

ここを見誤ってしまうと、あなたの愛犬は、せっかくの宝や恩恵を、自ら「捨てる」ことを意味すると思います。

米国(アメリカ)からの食事栄養相談は意外に多く、このことは、
アメリカの獣医でもコントロールできない皮膚病がいかに世界で多発しているかを物語っています。

 

「治療不可」とされた犬が食事療法で治った!

例をあげましょう!!

写真の子は、生まれて7か月の時に皮膚疾患が起きたアメリカ インディアナ州のラブラドール・レトリバーです。
8歳の写真です。

7年も皮膚のカユミに悩まされ、
その悪化から米国獣医師が「治療不可」とサジを投げた愛犬
です。
日本まで回復法を求めて相談がありました。



結果、3ヶ月で、7年間のコントロール不可能な皮膚のカユミと膿皮症の発症が食事療法で治りました。

これは、マジックなのでしょうか!!
マジックでもなんでもありません。

私たちが動物でも、人でも目の前にしているものは、文明の恩恵と共に、文明の病(やまい)かもしれないです。
それを解決してゆく必要があります。

(⇒次の記事へつづく)



ドッグフードは天使か、悪魔か(1)
ドッグフードは天使か、悪魔か(2) 〜栄養欠乏で寿命が半分に〜
ドッグフードは天使か、悪魔か(3) 〜隠された真実〜
ドッグフードは天使か、悪魔か(4) 〜皮膚炎を治す〜
ドッグフードは天使か、悪魔か(5) 〜救世主 手作り食で急死する悲劇〜
手作り食で短命・突然死の危険を知る! 第6話ドッグフードは天使か、悪魔か(6)
手作り食の「我流」が招く不幸! 第7話 ドッグフードは天使か、悪魔か(7)
革命の後に来た苦悩フード 第8話 ドッグフードは天使か、悪魔か(8)


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大切な愛犬、まだあきらめないで!
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